みきゃん
ホーム | すごモノ愛媛の産品

すごモノ愛媛の産品

水引

水引 みずひき

平安時代から受け継ぐ色とりどりの飾り紐

四国中央市を中心に生産が盛んな水引。こより状の和紙に水糊を引き乾燥させた飾り紐のことで、伊予の水引は平安時代の元結(もとゆい)から始まったといわれている。水引がこの地方で発達した理由は、法皇(ほうおう)山脈の山間で取れる和紙の原料となる楮(こうぞ)と三椏(みつまた)、銅山川(どうざんがわ)の豊富な水にあるという。現在は結納の水引細工はもちろん、ブローチ、髪飾りなど現代風のアレンジでも親しまれている。

紙製品

紙製品 かみせいひん

四国中央市は日本一の紙のまち

「書道ガールズ!!わたしたちの甲子園」として映画化され、「紙のまち」として有名になった四国中央市は、パルプ・紙・紙加工製造業の製造出荷額全国1位を誇る(平成24年経済産業省統計)。製紙メーカーから紙加工業社まで集まり、「紙製品なら、切手と紙幣以外は何でもつくれる」といわれるほど生産品目も多彩。高度な最先端技術を取り入れた製品も登場している。

和紙

和紙 わし

伝統の重みと人の手のあたたかみを感じる

愛媛県の三大和紙生産地は四国中央市と内子町、西条市周桑(しゅうそう)地区。なかでも四国中央市の「伊予手すき和紙」は200年余りの歴史があるとされ、明治中期には「伊予改良紙」が生まれた。一方、内子町をはじめとした「大洲和紙」は国の伝統的工芸品に指定され、平安時代の「延喜式(えんぎしき)」にその記録が見られる。全国の書道家に愛される書道半紙ほか、多彩な和紙を生産し続けている。

菊間瓦

菊間瓦 きくまがわら

世界に誇る美しきいぶし銀の輝き

約750年前の鎌倉期に製造が始まったと伝えられる菊間瓦。産地である今治市菊間町は温暖で雨が少なく、瓦の自然乾燥に適していたこと、原料の粘土や燃料の松材に恵まれていたこと、輸送のための船便が便利だったことなどにより大きく発展した。いぶし銀に輝くことから「いぶし瓦」と呼ばれ、優雅高尚、堅牢さで全国の一般住宅から神社仏閣まで多数使われている。

桜井漆器

桜井漆器 さくらいしっき

使えば使うほど艶の出る伝統工芸品

今治市桜井地方で製造が始まった桜井漆器。その歴史は約250年前に遡るといわれ、手ごろな価格で質のいいものが購入できると人気が集まり、今も昔も多くの人から親しまれている。技術の発達とともに沈金、蒔絵等の技法を高めた。現在は椀や盆など定番の食器のみならず、子どもの誕生に合わせた足型パネル、アートなクリスタル製品など幅広い商品展開を行っている。

伊予かすり

伊予かすり 

紺と白の織りが美しい日本三大かすりの一つ

松山市で製造されている伊予かすりは、日本三大かすりの一つ。江戸時代後期が始まりとされ、鍵谷(かぎや)カナという女性が農作業の合間を見て紡いでいたという。明治時代に入ると織機の改良も進み、生産量も増えて全国的に人気が高まった。藍の風合いを大切にしており、代表的な柄は井桁や十字、玉文様、麻文様など。いずれもシンプルで、紺と白のコントラストが柄を引き立てる。

野村シルク

野村シルク 

格式高い伊勢神宮の式年遷宮御用糸

古くから畜産と養蚕で栄えてきた中山間地域の西予市野村町。カイコの繭から生糸(絹糸)をつくる養蚕は明治初期に始まった。養蚕農家はカイコを5~11月ごろまで育て、繭を収穫。カイコはデリケートな生き物なので、病気にならないように細心の注意を払うという。野村シルクは能装束(のうしょうぞく)の復元にも使われており、伊勢神宮で20年に一度行われる式年遷宮(しきねんせんぐう)の御用生糸(ごようきいと)でもある。

姫だるま

姫だるま 

愛媛を代表する愛らしい郷土玩具

4世紀の頃、神功(じんぐう)皇后が道後温泉にしばらくご滞在になった折、応神(おうじん)天皇をご懐妊された。その応神天皇の真紅のまわた包みの可憐な様子を記念として追想し、優雅な姫だるまがつくられたのが起源。木彫りから張子姫だるまへ、そしてリリアンの糸を使った糸かけ姫だるま、金らん姫だるまと、ふくよかな形はそのままに、工夫を凝らした人形が次々と生み出されている。